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ポケモンカードゲームの対戦の準備をしよう

デッキ

ポケモンカードゲームを家庭の外で対戦しようとしたらどんなものが必要でしょうか。

 

もちろん一番最初に必要になるのはデッキでしょう。デッキとは30枚もしくは60枚のポケモンカードで構成されたカードの集合体のことです。30枚のデッキをハーフデッキ、60枚のデッキをスタンダードデッキと呼びます。デッキを作る際にはそれぞれの制限を守って作らなくてはなりません。基本的な制限ルールは公式サイトのルール説明となる「遊び方説明書」にデッキのルールとしてまとめられていますので参照してください。

 

またこのサイトにもデッキの種類や作成のヒントなどを集めたページをご用意していますので、興味のある方はぜひ一度みてみてください。

デッキの種類とレギュレーションの確認

前述のとおり、ポケモンカードゲームは30枚のハーフデッキで対戦するバトルと60枚のスタンダードデッキで対戦するバトルがあります。

 

ポケモンセンターの大会でも、お店で行われるジムバトルでも、予定のページにしっかりどちらのデッキを使ったルールで行われるのか記載されていますのでかならず確認しましょう。はずかしながらわたしと息子ははじめてのジムバトル(当時はジムチャレンジと呼ばれていました)参加の際に確認もせずに出かけたために30枚のハーフデッキしかもっておらず、60枚のジムバトルと聞いてあわてて二人のデッキをくっつけて大会に参加するという有り様でした。全く違うデッキでしたのでエネルギーもポケモンもバラバラ。

ぜひみなさんにはそういった残念な思いをせずにおもいっきり対戦を楽しんでもらいたいと思いますので、かならずどちらのバトルになるのかしっかり確認してほしいと思います。

 

もうひとつデッキのことで確認しなくてはならないことがあります。

それはデッキに入れることのできるカードの制限がどのようになっているのか、です。デッキに入れることができるカードの種類は大会やジムバトルごとに「レギュレーション」として決まっています。このレギュレーションで決められた範囲以外のカード(大抵の場合古いカードになります)は使用することができません。

 

ポケモンカードは発売されていた時期によってシリーズとして分類されています。また発売された商品ごとにBW1とかXY1といった名前でさらに分類されており、カードの右下も部分に表示されている「エクスパンションマーク」というマークによって確認できます。レギュレーションではこの分類を使って使えるカードを決定しています。

 

いまはBW1からXYの最新弾までつかえる「BWレギュレーション」とXY1から最新弾まで使える「XYレギュレーション」の二つのレギュレーションが主流です。(2015年9月現在)

どちらも大変興味深い対戦ができるレギュレーションですが、これからジムバトルに参加をはじめる、という方にはよりカードの種類が少なく、参加者の間でデッキの差がでにくいXYレギュレーションの方がおすすめできると思います。

また新しい商品が発売されたときには「発売された新しいカードを8枚以上デッキに入れること」や「発売された商品のカードだけで組んだデッキであること」といった特殊な制限がかかることがあります。

 

この制限に準じたデッキでないとバトルに参加できなくなりますので参加するバトルのレギュレーションは必ず確認するようにしましょう。

レギュレーションの中身についての詳細は公式サイトの「レギュレーション」を参照してください。

 

ダメージカウンターやコイン、筆記用具も必要

ポケモンカードの対戦をするにはデッキだけではなく、ポケモンのダメージを記録しておくダメージカウンター(以下ダメカンと呼びます)や技の判定などにつかうコイン、どく、やけどの状態を示すためのどくマーカーとやけどマーカーが必要になります。このサイトではこれらをダメカンセットと呼びましょう。

 

家庭内で対戦するときはダメカンセットはふたりで一つあれば良いのですが、外で対戦する場合には自分のダメカンセットを必ず持っていくようにしましょう。ポケモンセンターなどでは用意していてくれることもありますが、お店では自分たちで用意するようにとされていることがほとんどです。ダメカンセットはひとつはないと対戦できませんので、必ずデッキといっしょに持っていくようにしてください。相手のプレイヤーに借りることもできるかもしれませんが、基本は自分のポケモンのダメージは自分のダメカンセットを使うつもりで対戦に臨むと間違いないでしょう。

 

筆記用具は対戦の結果を記録するバトルシートに名前や結果を記載するときに使います。こちらは対戦する場所によって使ったり使わなかったりがありますが、はじめて参加する場所に行くときは必ず持っていきましょう。

 

まだうまく書けないプレイヤーの場合にはおとうさんかおかあさんが代わりに書いても良いですが、自分のなまえはできれば自分で書けるようにできるとこれは自分のバトルである、という雰囲気がでてさらにプレイヤーの気持ちが高まると思います。

デッキをスリーブに入れよう

家庭の外では使用するデッキにスリーブあるいはデッキガードと呼ばれるカードをまもる周辺グッズ(以下スリーブと呼びます)を使っている人がほとんどです。これは大切なデッキを傷や折れから守るためで必須のグッズではないのですが、できればみなさんにも使用してほしいと思います。

 

理由は2つあります。

 

対戦ではどうしてもお互いのカードが接近していますので、誤って混ざってしまうことがないとはいえません。対戦が終わった後よく数えたらカードが足りない!なんてことが起きないために自分のカードがどれなのかはっきりわかるスリーブはとても役に立ちます。

 

また対戦では自分で山札をシャッフルした後、公正を期すために対戦相手にもカット(シャッフルでも良い)をお願いすることになります。これははじめてセットや構築デッキの説明書には載っておらず、大会などで適用されるフロアルールに規定されています。

 

お互いに相手のデッキを触ることとなるので、スリーブでカードを守ることは自分自身のためだけでなく、対戦相手にとっても安心して対戦ができる準備となります。

 

ポケモンカードにはたくさんのかっこいい、もしくはかわいいスリーブが用意されています。自分自身のデッキの特長を出すこともできますのでぜひ使うことを検討してください。

次のページでは対戦するときに気をつけることをまとめました

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