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対戦にあたって気をつけること

デッキ

さぁいよいよバトルをしに外に出かけましょう。ジムバトルではほかでは手に入らない特別なポケモンカードやスリーブなどを賞品としてゲットできることがあります。どんどん対戦して、どんどん集めましょう!

 

でもその前に家庭内のバトルと違って全く知らない人ともバトルをすることになりますから、基本的なルールやそのバトルで適用されるルールなどを事前にもう一度確認しておきましょう。

またジムバトルでは受付の方法がお店ごとに違いますし、受付の時間なども注意が必要です。せっかく出かけていったのに参加できない!なんてことにならないように事前に確認しておきたいですね。

 

またさきほども触れたように基本知らない人との対戦になりますので、家庭では許されていても外ではやらないほうが良いこともあります。そうしたマナーに相当するような部分についても少し触れておきます。

 

せっかくの対戦ですからお互いに気持ちよく、楽しくバトルができるようにしたいですね。

受付の方法と時間

公式の大会でもジムバトルでも、バトルに参加するには受付をする必要があります。受付の方法は開催されているイベントによってまちまちです。

 

たとえばあるお店ではその日に行われるさまざまなカードゲームの大会の予定が張り紙で掲示されていて、それぞれの受付時間を開始30分前から10分前まで、といったように記載されています。これなら初めて参加する方も迷わなくてすみそうです。

 

でもそういった張り紙などがない場合、どうやって受け付けるのかどうかはお店の人に確認しておいたほうがよいでしょう。受付の時にお金を支払う場合もありますし、事前にお買い物を済ませておいてそのレシートを見せて参加を申し込む、という場合などもあります。

受付の際に慌てて会計していたりすると慌ただしくなって、対戦に集中できなくなってしまうかもしれません。

 

このサイトではお店の紹介のページに出来るだけ受付の方法なども記載するようにしていますが、場合によっては受付方法が変わっている場合もありますので、時間に余裕を持って訪問して、受付方法を確認するようにしましょう。

デッキ

最初の挨拶、わざの宣言やグッズの使用宣言はとても大切

ポケモンカードゲームにかぎらず、カードゲームは対戦相手とのコミュニケーションによって成立するゲームです。対戦をはじめる際には、まずはお互いに「よろしくお願いします」と挨拶して対戦をはじめましょう。そして終了した時には「ありがとうございました」とお互いに相手の健闘をたたえましょう。

 

こうした挨拶はこどもにとってなれないと非常に勇気がいるようで、相手の顔を見ることもできず、小さな声で挨拶する子も多いようです。でもせっかくの対戦なのですから相手と仲良くなるためにも挨拶はしっかりできるようにしましょう。とくに最後の挨拶は負けた悔しさや勝った嬉しさでないがしろにしてしまうことがあるようですが、しっかり対戦相手に「ありがとうございました」をいわないと対戦は終わらないということを意識してください。

 

公式のルールにあるように、自分のおこなおうとするわざの名前や使用するグッズの名前などをしっかり声に出して相手に伝えるようにしましょう。

 

・「炎エネルギーをリザードンEXにつけます」

・「ハイパーボールを使います。レッドカードとサナをトラッシュします」

・「フラダリを使います。ベンチのヨノワールをバトル場に呼びます」

・「ナイトスピアを使います。ベンチのゲッコウガにも30ダメージです」

 

対戦相手に自分が何をしようとしているのかはっきり伝えないと、スムーズな進行ができません。たとえばハイパーボールを使うためにコストとしてレッドカードをトラッシュに出したのに相手にレッドカードを使ったと勘違いされてしまって手札を山札に戻されてしまう、なんてこともないとはいえません。

 

そしてこうした宣言をしたらその行為は必ず行い、行った行為をやめて元にもどしたりということはできません。プレイをやらなかったことにすることは「巻き戻し」と呼ばれます。基本的に対戦ではいかなる巻き戻しも行うことはできません。これを認めてしまうと、どこまでもさかのぼって対戦の最初まで戻ることもできてしまいます。それは極端な例としてもルールで認められないことである以上、程度にかかわらず行うことはできないと覚えてください。

 

もしも巻き戻しをしてしまった時に、そのプレイで勝敗が変わってしまったとしたら、求めた方のプレイヤーも認めた方のプレイヤーも後味の悪いことになるでしょう。

巻き戻しは求めることも、認めることもしない。このことはこども達にもぜひ実践してもらいたいと思います。

バトル中のプレイヤーに話しかけたりするのはマナー違反

ポケモンカードゲームは楽しくて和気あいあいとみんなで楽しむことのできるゲームです。でも、対戦には一定のルールがあります。そのなかで一番重要なのはプレイヤー同士が尊重し合い、互いに公平な立場で対戦ができるということです。

 

同時にたくさんの対戦が行われますので、早く終わった時などにはほかの対戦を観戦する機会もあります。そういった時に対戦中のプレイヤーにアドバイスしたり、声をかけたりはせずに静かに観戦しましょう。

 

ポケモンカードゲームは見ていても楽しいので思わず「あのカードが来れば勝てる!」とか言ってしまったり、カードを引いた時に「きたー!」と叫びたくなることもあります。

でもそうした声は対戦しているプレイヤーへのアドバイスと取られてしまったり、プレイヤーの集中を妨げることになってしまうかもしれません。

 

おとうさん、おかあさんも観戦中におこさんに話しかけたりするのはできるだけ避けましょう。こどもの対戦を見ているとやりかたの間違いに気がついてしまったり、カードの置き方が汚くて思わず手と口を出したくなってしまうのですが、家庭の外での対戦ではしっかり自分で管理して行けるように指導をしていきましょう。

 

最初は指導も大変ですが、マナーが身についていて大人よりもスマートにプレイする小学生もたくさんいます。そんなお兄さんお姉さんを手本にしていくとポケモンカードゲームだけでなく、さまざまなシーンで役に立つかもしれません。

 

いちばん大切なのは対戦を楽しむこと

これで対戦の準備が整いました。あとは対戦場所に向かうだけですね。

 

ここでひとつ対戦の前に伝えたいことがあります。ポケモンカードゲームはバトルですから勝ちと負けがあります。勝つためにみんな頑張るのですから勝ったら嬉しいし、負けたら悔しい。当たり前ですね。

 

でもそれ以上にポケモンカードゲームが楽しいから対戦するのだということを忘れずに、心から対戦を楽しんでいただきたいと思います。

 

とかくプレイヤーは勝ちにこだわりすぎて楽しくなくなってしまうことがあります。負けそうだからと態度が悪くなったり、対戦相手にひどいことを言ったりすることもないとはいえません。

 

そんな時は対戦を楽しみにここに来ているのだということを思い出して、なんのためにポケモンカードゲームをやっているのかを今一度考えてみてください。対戦相手がいなかったらポケモンカードゲームはできないのですから。

 

ちいさなプレイヤーはとくにおとうさん、おかあさんの手助けが必要です。もちろんここで言う手助けとは対戦中にアドバイスしたり、カードのカットを手伝ったりということではありません。こどもが勝てなくて悔しくて泣きだしてしまったり、もうやらないと言い出したりしたらゆっくりやさしく落ち着かせてください。対戦相手に失礼なことを言ったりしてしまった時には注意してあげてください。

 

きっとそうした経験がプレイヤーのみなさんの財産になると思います。

 

ポケモンカードゲームでいちばん大切なのは対戦を楽しむことです。勝ち負けがある、それ以上に対戦を楽しめる「心」を準備して、きっと出会えるであろう素晴らしい対戦を楽しんでください。

親子で参加するためにおすすめのお店をご紹介します

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