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しゅんしゅんパパのポケモンカード体験記

体験記 #03 初の親子対決

しゅんしゅんはまだ足し算どころかひらがなも読めないので,結局自分がルールを把握し,教える立場にならないといけない。

カードゲームのセットを買った当日,家に帰り(正確には晩飯を食べたファミレスで既に開けていたような気がする・・・),説明書を読むが,まったくルールがわからない。

 

ファミコン世代なのでカードゲームにも興味はあったが,TCGが流行る頃には既に大人。ビックリマンでさえ集めてなかったのに。ごめんね,お父さんバーコードバトラーとデータックしかわからないよ。

 

それでも読む。カードを切って,7枚取って・・・。なになに,たねポケモンがいたら出して,山札からカードを取って,エネルギーカードをつけて技の名前を言って,攻撃?そうか。こうやって攻撃するのか。

 

しゅんしゅんにも口頭で説明し,お互い手札を見せたままにしてゲームを進める。

 

もちろん,公式サイトのどっかに書いてあった「弱点とかは無しにしてはじめてみよう」という一文から,弱点(ポケモンカードは,例えば「ポカブ」のような炎タイプのポケモンは,「ミジュマル」のような水タイプからの攻撃に弱いというように,アニメ・ゲームの様子を再現しています)も抵抗力(弱点と逆。例えば草タイプの「ビリジオン」は水タイプの「ケルディオ」からの攻撃に強いというようなもの)も無し。

 

ついでにいうと特性(特定のポケモンカードに書いてあるもの。ワザ以外に特別な効果を発揮したりする(例:「毎回自分の番に体力を回復する」など。))も無し。

 

「よーし,お父さん2進化しちゃうぞー」とか。このころは進化させただけでよろこんでたなあ・・・。

 

あ,初の親子対戦の結果は忘れました。そもそも試合になっていたのかも疑わしい。

振り返ってみて

私はポケモンカードどころか,ポケモンゲームもやったことがないし,アニメもロクに見ていなかったので,ポケモンの名前すら最初のうちはほとんど分かりませんでした。ですが,やっていけば何とかなりました。

 

さて,対戦の進め方ですが,上に書いたとおり,はじめての場合は,お互いに手札をオープンにし,かつ弱点・抵抗力は無しにして進めてみましょう。

 

もっと言えば,カードの数字に関係なく,「一攻撃=10のダメージ」でもいいかもしれません(しゅんしゅんは数字はかろうじて読めたので,最初からワザごとのダメージは分けていました)。ダメカン(ポケモンカードは,ポケモンのカードの上に10とか50とか書いてある,「ダメカン」と呼ばれるマークをつけます。ポケモンのカードに記載されているポケモンの体力と載っかったダメカンとの差で,残りの体力がわかるわけです)。

 

とにかく最初は「山札を引く→エネルギーカード・進化カードをつける→ワザを出して相手のポケモンにダメカンを載せる,体力がゼロになり,きぜつとなったら場にあるカードを取る,それを交互に繰り返し,先に全部のカードを取れば勝ちでゲーム終了」という流れを理解するのが重要だと思います。

本体験記はしゅんしゅんパパさんがご自身のブログ上で連載されていたものを一部加筆修正して転載させていただいたものです。初出の時点でのお話になりますので一部現在と状況の異なる箇所などがありますが、あらかじめご理解いただければと思います。

 

2014年3月 「年中からはじめるポケモンカード」より転載

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