Poke-Step

ＴＣＧで大事なのは，論理・確率的思考（あと「心理学？」）だと私は勝手に思っています（ちなみに私は大の文系です）。

「このカードを出すと，このカードを相手が出す。だからこのカードをまず出して，次にこのカードを出そう」とか「もうこのカードは３枚使ったから，山札にあるカードはあと１枚。山札に残りのカードは２８枚。７枚引けるカードを使うと，そのカードを引ける確率は２８分の７・・・４回に１回は引ける確率か」とか。

特に物事を論理的に考えることはとても重要なことだと思っていますので，子供が小さいうちは教育にもいいです（と，財布に言い聞かせたり，妻を説得していたりしています）。

もっとも，子供が最初っから自然と論理的に考えるのは無理なので，カードをオープンにして，その都度親が助言していくわけです。「なるほど，それもあるけど，パパだったら，まずこのカードを出すよ。そうして次にこのカードを切って攻撃すれば，ほらきぜつするでしょ」「そうか，なんでそのカードを切るの？そうだね，それも一つの手だね。だけど，カードの残りは後○枚。山札から○枚しか引けないのに，しゅんしゅんが欲しいカードを引けると思う？」とか。

どちらかというと，確率を子供が理解するのは難しい（子供って，欲しいカードはきっと引けると思っているので）から，もう全部使って山札にないことが明らかな場合以外はあまり口出しはしませんでした。

他方で，論理的な展開（カードとカードの組み合わせでより強くゲームを進めることを俗に「コンボ（コンビネーションの略）」と言われています。強いデッキを作るには，この「コンボ」をいかに多く組み込んだデッキを作ることが出来るかにかかっていると私は思います）は根気よく何度も教えていました。しばらくすると，自分で考えられるようになります（なんど子供が作ったデッキを舐めていて初見のコンボにやられたことか・・・）。

ここを世のお父さんたちがどれだけ教えるかでその子の上達が決まると思います。数少ない？親子交流の機会ですので，是非丁寧にやさしく（自戒も込めて）教えていただきたいと思います。

ちなみに当時（平成２４年４月ころ）は本当に毎朝「パパ，ポケモンカードやろう」って起こされてました。しゅんしゅんは早寝早起きで，朝５時とかにおきます。私が前日遅くまで起きてようがお構いなしなので，本当に睡眠時間を削ってポケカしてます。ほんとサル状態。今ではさすがに半年以上たち，少し熱は下がりました（逆にお父さんの熱が上がり始めているのはヒミツです）。