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しゅんしゅんパパのポケモンカード体験記
体験記 #06 構築済みデッキを買い足す
（あらすじ）平成２４年３月に「ガブリアスデッキ３０」と「サザンドラデッキ３０」を購入した当時５歳のしゅんしゅんと私。拡張パックを買い，少しずつデッキを改造しています。
平成２４年４月某日。拡張パックでは思うように好きなカードを入手できず，浜松町・ポケモンセンターに。いつ来ても人が多いねー。店内を見ると，同じ種類の拡張パックを４～５パック買おうとしているよそ様のお子様。「どうせ買うならいろいろなパックを買ったほうが楽しいと思うけど・・・」等と今から思うと大間違いな気持ちを抱きつつ，セットを探す。
「何が良い？」
「ビクティニとか，ゼクロムとか入っているから，あれが欲しい」
おいおい，「バトルギフトセット」ってとっても高いじゃん（３１５０円）。必死で誘導。次に「バトル強化デッキ６０「ゼクロムEX」」・「バトル強化デッキ６０「レシラムEX」」が目に入る。EX？なにそれ，強いの？なんか上級者向けみたいなパッケージ。しゅんしゅんにはまだ６０枚セットは無理だと思うし。これはあかん（←）。
しゅんしゅん「ゼクロム・レシラム両方欲しい。ビクティニも欲しい。」「だってパパはゼクロムもっているじゃん。ずるいよー。」
だからガブリアスデッキを使えとあれほど。む，「スペシャルトランクセット」？なにこれ。収納に便利な（正しくは「持ち運びに便利」）トランクケースもついて，さらにレシラムのカードもついてくるの？これでいいじゃん。
しゅんしゅん「やだ，ビクティニも欲しい！これがいい！」「バトルギフトセット」に息子の目がいく。あ，ビクティニのカードがある。値段もカード６０枚が入ってとってもお得な１２８０円。これでいこう。
私「じゃあ，ビクティニとレシラムが揃うからこれとこれでいい？」「うん」
・・・ということで，「バトルテーマデッキビクティニ」と「スペシャルトランクセットレシラム」をお買い上げー。
今から思うと，ほんと情弱。なぜ「バトル強化デッキ６０「ゼクロムEX」」にしなかった・・・。
それでもこのとき買った「バトルテーマデッキビクティニ」内のカードがしゅんしゅんの初ジムチャレ完全優勝を決めるカードになるとは・・・。わからんもんです。
振り返ってみて
ポケモンカードゲーム（というかＴＣＧ全般だと思いますが）は，強いカード１枚だけをデッキに入れるだけでは駄目で，同じカードをデッキに２～４枚投入しないといけません（実際にやってみればわかりますが，１枚しか入れてないと（俗に言う「ピン積み」），必要なときにそのカードをなかなか引けず，うまくゲームを進めることができません（もちろん，例外もありますし，もともと１枚しか入れられないというルールのカードもあります。）。
これがお金がかかるモトなんですね。
前回書いたとおり，一箱にポケモンＥＸは２～４枚ですが，一箱に同じ「Ｒ」（ＥＸポケモンも「Ｒ」の一つです）のカードは入りにくくなっているので，一箱から「同じポケモンＥＸ」が２枚出てくる確率は極めて少ないです。
ですので，例えば「ミュウツーＥＸ」を２パック購入して２枚揃うという確率は（もちろん，違う箱から買うとしても），２０分の１×２０分の１＝４００分の１以下です（あくまで私見です。実際の封入率は私にはわかりません。）。
大会で優勝するデッキによく入っている，「ダークライＥＸ」，「ミュウツーＥＸ」，「レックウザＥＸ」が２枚ずつ合計６枚入っている，「マスターデッキビルドボックスＥＸ」がいかに経済的に優れたセットかが，これだけでもおわかりかと思います。
現時点（平成２４年１２月時点）でしたら，前回書いたとおり，「マスターデッキビルドボックスＥＸ」を２箱買うのがベストですが，同じものを２つ買うことに抵抗がある方は「マスターデッキビルドボックスＥＸ」を一箱，「バトル強化デッキ６０「ゼクロムＥＸ」」又は「バトル強化デッキ６０「レシラムＥＸ」」を一箱というのがよいと思います。
これで「ポケモンキャッチャー」「アララギ博士」「Ｎ」と，ほとんどの６０枚デッキで皆さんが４枚入れているカードが揃います。
なお，バトル強化デッキ60「ブラックキュレムEX」，同「ホワイトキュレムＥＸ」は，「フウロ」という強力なサポーターカードが入っているのですが，上述の「Ｎ」が入っておりません。
現時点では，デッキにもよりますが，「フウロ」より「Ｎ」を多く投入される方が多いと思います。ですので，「Ｎ」が４枚お持ちの方であればともかく，「初めて」買い足すデッキとして，「ブラックキュレムＥＸ」「ホワイトキュレムＥＸ」はあまりおすすめできません。
また，３０枚デッキの場合は，基本エネルギーカードを除き，同じカードを入れられるのが２枚までですので，やはり上記２つを買えば，２人分（親子対戦分）揃うわけです。
本体験記はしゅんしゅんパパさんがご自身のブログ上で連載されていたものを一部加筆修正して転載させていただいたものです。初出の時点でのお話になりますので一部現在と状況の異なる箇所などがありますが、あらかじめご理解いただければと思います。
2014年3月 「年中からはじめるポケモンカード」より転載
